2年前、清水裕が地元記念5連覇を達成した際に一番近くでその背中を見ていた桑原も準決12R3着で決勝進出。当時「2年後はちょっと見えていない」と表現したが、きっちりと結果を残した。
2日目レース後にセッティング面等をいろいろと見直し「アップの段階から、すべてがマッチしていると感じた」と好感触に。「なにがなんでも裕友を決勝に乗せる気持ちで走って、自分はおこぼれです」と笑った。
「決勝もチームとして彼が7連覇するところを後ろで見たい。自分は競輪祭の権利を」。清水裕が大記録を続けられるのも、頼れる先輩の献身的な援護があるからだ。